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八村塁が移籍後初ダブルダブル&リバウンドとブロックで自己最多タイ レイカーズ3連勝

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Rui Hachimura Los Angeles Lakers
(NBA Entertainment)

4月3日(現地時間2日)、ロサンゼルス・レイカーズの八村塁が、テキサス州ヒューストンのトヨタ・センターで行われたヒューストン・ロケッツ戦で途中出場し、20得点、12リバウンドを記録。レイカーズ移籍後初のダブルダブルを達成した。チームは134-109で勝利している。

八村は24分57秒間のプレイで3ポイントショット1本試投を含むフィールドゴール14本中10本成功の20得点(フリースロー2本中0本成功)。そのほかに12リバウンド(2オフェンシブリバウンド)、1アシスト、3ブロックをマークしている。ターンオーバーは1、パーソナルファウルは2、出場時のチームの得失点差を示すプラスマイナスは+22だった。

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12リバウンドはルーキーシーズンの2019年12月11日(現地10日)、シャーロット・ホーネッツ戦以来となる自己最多タイ。また、3ブロックも3月2日(現地1日)のオクラホマシティ・サンダー戦以来、今季2回目の自己最多タイとなる。20得点は1月2日(現地1日)のミルウォーキー・バックス戦以来。

得点、FG試投、FG成功、リバウンド、ディフェンシブリバウンドはいずれもレイカーズに加入してから自己最多の数字。ダブルダブル達成もレイカーズ移籍後初で、11月3日(現地2日)のフィラデルフィア・76ers戦以来となる今季2回目だ。

第1クォーター残り5分27秒、ジャレット・バンダービルトとの交代でコートインした八村は、同3分29秒にゴール下からこの日初得点をあげると、同1分35秒にレブロン・ジェームズとのピック&ロールからダンクを披露。さらに同54.8秒にもジェームズのアシストからダンクを叩きこむ。

八村は第2Q残り10分47秒、ダンクを狙ったディシェン・ニックスをブロック。逆に同8分28秒、速攻から再びジェームズのお膳立てでこの日3本目となるダンクを見舞う。同8分1秒にはフェイクからのプルアップジャンパーで7試合ぶりとなる二桁得点を達成する。

後半、第3Q残り6分57秒にバンダービルトと代わって再登場した八村は、同6分15秒にドライブからレイアップで加点。同3分42秒にターンアラウンドジャンパーを沈めると、終了間際には自陣からのドライブでそのままレイアップ。ブザービーターショットを決めてこのクォーターを終えた。

そのままコートで迎えた第4Q、八村は残り11分5秒にタリ・イーソンのゴール下からのショットを後方からブロック。同10分56秒にドライブからのリバースレイアップ、同10分8秒にペイント内からのターンアラウンドジャンパーで20得点を達成する。

残り8分35秒にジェイレン・グリーンのダンクを止め、この日3つ目のブロックを記録した八村は、同6分30秒に相手の速攻を阻み、そのディフェンシブリバウンドを拾ってダブルダブル達成。同4分13秒に自己最多タイとなる12リバウンドを達成し、同3分53秒にベンチに下がった。

前半にアンソニー・デイビスが27得点をあげたレイカーズは、二桁点差でハーフタイムに突入。第3Qにディアンジェロ・ラッセルが左足を痛めて退場し、一時は6点差まで追い上げられたが、第3Qから第4Qにかけての20-7のランなど、リードを27点まで広げて3連勝を飾っている。

レイカーズ(40勝38敗)はデイビスが40得点、9リバウンド、ジェームズが18得点、10リバウンド、11アシスト、オースティン・リーブスが18得点、8アシスト、マリーク・ビーズリーが13得点を記録した。

貯金を2としたレイカーズは、ニューオーリンズ・ペリカンズと同率でウェスタン・カンファレンスの7位。プレイオフ進出が確定となる6位のロサンゼルス・クリッパーズ(41勝38敗)に0.5ゲーム差としている。

一方、ロケッツ(19勝60敗)はグリーンが24得点、7アシスト、ケビン・ポーターJr.が20得点、アルペレン・シェングンが18得点、15リバウンド、5アシスト、3ブロック、ジャバリ・スミスJr.が14得点、6リバウンド、ケニオン・マーティンJr.が11得点、5リバウンドをマークした。

レイカーズは4月5日 午前10時(現地4日)にユタ州ソルトレイクシティのビビント・アリーナでユタ・ジャズと対戦する。

【動画】八村塁 ロケッツ戦ハイライト

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ