伝聞の「そうだ」は活用語の終止形に付き、 様態の「そうだ」は動詞及び動詞型活用の助動詞の連用形、 並びに形容詞・形容動詞及び形容詞型活用の助動詞の語幹に付く。 以上が原則です。 例 動詞「行く」 伝聞→行くそうだ。様態→行きそうだ。 例 形容詞「楽しい」 伝聞→楽しいそうだ。様態→楽しそうだ。 例 形容動詞「静かだ」 伝聞→静かだそうだ。様態→静かそうだ。 よって、形容詞型活用の助動詞「たい」の場合も、伝聞のときは 「食べたいそうだ」というように終止形に付きます。 「食べたさそうだ」という日本語は存在しません。 様態の場合は、おっしゃるとおり語幹に「そうだ」が付いて、 「食べたそうだ」になります。 形容詞「ない」、「よい」に様態の「そうだ」が付く場合、その間に「さ」が入ります。 例「力がなさそうだ。」「具合がよさそうだ。」 助動詞「ない」の場合、様態の「そうだ」は直接付くのが本来の形ですが、現在では 「さ」を挟んで使う日本人も増えてきています。特に語幹が一音節の動詞の場合、 「さ」を入れないとおさまりがよくない感じがします。 例 食べなそうだ。…本来の形/食べなさそうだ。…最近使われる形 例 来な（さ）そうだ。見な（さ）そうだ。しな（さ）そうだ。 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1112989636