プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
¥825¥825 税込
発送元: Amazon.co.jp 販売者: Amazon.co.jp
¥825¥825 税込
発送元: Amazon.co.jp
販売者: Amazon.co.jp
¥44¥44 税込
配送料 ¥248 6月14日-16日にお届け
発送元: ブックサプライ北大阪DC 販売者: ブックサプライ北大阪DC
¥44¥44 税込
配送料 ¥248 6月14日-16日にお届け
発送元: ブックサプライ北大阪DC
販売者: ブックサプライ北大阪DC
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
夜光の階段(上) (新潮文庫) 文庫 – 1985/1/29
松本 清張
(著)
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥825","priceAmount":825.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"825","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"0uWIT25SOjpjDWLsGeFsRAw9bMXEaxq4uZfFlG4q5tO30%2FgU201e8DNntvp4gdv0R5MDsmymXDsnQYr0Rm5eCu%2B9iXrE7Cj7vBIjkJLsjmSWh1xb9w3Mf0tNo5YghL5s","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}, {"displayPrice":"¥44","priceAmount":44.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"44","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"0uWIT25SOjpjDWLsGeFsRAw9bMXEaxq48vVyfBSzdqSakZBmerPUstqO6hLXkagivuoqRpHKrdXt2zvy4JSrunkaYUuqapvhoA6YUuer86Gn%2BmM7XB3cE6CIKWePAQfVYaYN%2F9vey3xNgKvnDMSiUyQsdOZ3pd%2FpDaojuk7k8ZPvBVxdZcyKgw%3D%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"USED","aapiBuyingOptionIndex":1}]}
購入オプションとあわせ買い
わたしをこんなふうにさせたのは、あんたよ――。
女を踏み台に、野望を実現していく男。男をはべらせて、慢心する女。『黒革の手帖』と並ぶ、ピカレスク・ロマン。
26歳の美容師・佐山道夫は、勤め先の美容室から独立するため、証券会社の社長夫人・波多野雅子と関係を持ち、出資にこぎつける。さらに、雑誌「女性回廊」の編集者・枝村幸子を誘惑し、彼女の口利きで人気タレントのヘアデザイン担当に。金とマスコミの力で一躍有名になった道夫だったが、夫に預金通帳を見られた雅子から返済を迫られ……。
男の野望と女の情愛が絡み合う傑作長編。
本文より
幸子も雅子も重苦しい存在だった。この二人の女の間に、縛りつけられている自分がやり切れなかった。しかも今はこれを切ることができなかった。恋愛でもない、情欲でもない、およそ男女間の感情のない関係で、それと同じ行為をして縛りつけられていた。一方は有利な地歩を得るためであり、一方は金銭のためだった。この糸を断つことはやさしいが、新しい糸はまだ垂れていなかった。殊に、波多野雅子の場合は、これ以上金の出る女ではなかった。……(本書263ページ)
【テレビドラマ化】
「松本清張ドラマスペシャル・夜光の階段」
1983年3月、TBS系列
出演:いしだあゆみ、風間杜夫、岡田茉莉子、中野良子、平田満、三木のり平ほか
「松本清張スペシャル・夜光の階段」
1986年4月、日本テレビ「火曜サスペンス劇場」
出演:古谷一行、坂口良子、辰巳琢郎、小林稔侍、加賀まりこ、松尾嘉代ほか
「松本清張特別企画・夜光の階段」
1995年9月、TBS「月曜ドラマスペシャル」
出演:東山紀之、黒木瞳、小林稔侍、室井滋、佳那晃子、森本レオほか
「松本清張 生誕100年スペシャル・夜光の階段」
2009年4月~6月、テレビ朝日「木曜ドラマ」
出演:藤木直人、木村佳乃、夏川結衣、荻野目慶子、田丸麻紀、小林稔侍ほか
松本清張(1909-1992)
小倉市(現・北九州市小倉北区)生れ。給仕、印刷工など種々の職を経て朝日新聞西部本社に入社。41歳で懸賞小説に応募、入選した『西郷札』が直木賞候補となり、1953(昭和28)年、『或る「小倉日記」伝』で芥川賞受賞。1958年の『点と線』は推理小説界に“社会派"の新風を生む。生涯を通じて旺盛な創作活動を展開し、その守備範囲は古代から現代まで多岐に亘った。
女を踏み台に、野望を実現していく男。男をはべらせて、慢心する女。『黒革の手帖』と並ぶ、ピカレスク・ロマン。
26歳の美容師・佐山道夫は、勤め先の美容室から独立するため、証券会社の社長夫人・波多野雅子と関係を持ち、出資にこぎつける。さらに、雑誌「女性回廊」の編集者・枝村幸子を誘惑し、彼女の口利きで人気タレントのヘアデザイン担当に。金とマスコミの力で一躍有名になった道夫だったが、夫に預金通帳を見られた雅子から返済を迫られ……。
男の野望と女の情愛が絡み合う傑作長編。
本文より
幸子も雅子も重苦しい存在だった。この二人の女の間に、縛りつけられている自分がやり切れなかった。しかも今はこれを切ることができなかった。恋愛でもない、情欲でもない、およそ男女間の感情のない関係で、それと同じ行為をして縛りつけられていた。一方は有利な地歩を得るためであり、一方は金銭のためだった。この糸を断つことはやさしいが、新しい糸はまだ垂れていなかった。殊に、波多野雅子の場合は、これ以上金の出る女ではなかった。……(本書263ページ)
【テレビドラマ化】
「松本清張ドラマスペシャル・夜光の階段」
1983年3月、TBS系列
出演:いしだあゆみ、風間杜夫、岡田茉莉子、中野良子、平田満、三木のり平ほか
「松本清張スペシャル・夜光の階段」
1986年4月、日本テレビ「火曜サスペンス劇場」
出演:古谷一行、坂口良子、辰巳琢郎、小林稔侍、加賀まりこ、松尾嘉代ほか
「松本清張特別企画・夜光の階段」
1995年9月、TBS「月曜ドラマスペシャル」
出演:東山紀之、黒木瞳、小林稔侍、室井滋、佳那晃子、森本レオほか
「松本清張 生誕100年スペシャル・夜光の階段」
2009年4月~6月、テレビ朝日「木曜ドラマ」
出演:藤木直人、木村佳乃、夏川結衣、荻野目慶子、田丸麻紀、小林稔侍ほか
松本清張(1909-1992)
小倉市(現・北九州市小倉北区)生れ。給仕、印刷工など種々の職を経て朝日新聞西部本社に入社。41歳で懸賞小説に応募、入選した『西郷札』が直木賞候補となり、1953(昭和28)年、『或る「小倉日記」伝』で芥川賞受賞。1958年の『点と線』は推理小説界に“社会派"の新風を生む。生涯を通じて旺盛な創作活動を展開し、その守備範囲は古代から現代まで多岐に亘った。
- 本の長さ464ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日1985/1/29
- 寸法14.8 x 10.5 x 2 cm
- ISBN-104101109567
- ISBN-13978-4101109565
よく一緒に購入されている商品
対象商品: 夜光の階段(上) (新潮文庫)
¥825¥825
最短で6月10日 月曜日のお届け予定です
残り3点(入荷予定あり)
総額:
当社の価格を見るには、これら商品をカートに追加してください。
ポイントの合計:
pt
もう一度お試しください
追加されました
一緒に購入する商品を選択してください。
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 新潮社; 改版 (1985/1/29)
- 発売日 : 1985/1/29
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 464ページ
- ISBN-10 : 4101109567
- ISBN-13 : 978-4101109565
- 寸法 : 14.8 x 10.5 x 2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 216,635位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
(1909-1992)小倉市(現・北九州市小倉北区)生れ。給仕、印刷工など種々の職を経て朝日新聞西部本社に入社。41歳で懸賞小説に応募、入選した『西郷札』が直木賞候補となり、1953(昭和28)年、『或る「小倉日記」伝』で芥川賞受賞。1958年の『点と線』は推理小説界に“社会派”の新風を生む。生涯を通じて旺盛な創作活動を展開し、その守備範囲は古代から現代まで多岐に亘った。
カスタマーレビュー
星5つ中3.6つ
5つのうち3.6つ
全体的な星の数と星別のパーセンテージの内訳を計算するにあたり、単純平均は使用されていません。当システムでは、レビューがどの程度新しいか、レビュー担当者がAmazonで購入したかどうかなど、特定の要素をより重視しています。 詳細はこちら
33グローバルレーティング
虚偽のレビューは一切容認しません
私たちの目標は、すべてのレビューを信頼性の高い、有益なものにすることです。だからこそ、私たちはテクノロジーと人間の調査員の両方を活用して、お客様が偽のレビューを見る前にブロックしています。 詳細はこちら
コミュニティガイドラインに違反するAmazonアカウントはブロックされます。また、レビューを購入した出品者をブロックし、そのようなレビューを投稿した当事者に対して法的措置を取ります。 報告方法について学ぶ
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2012年7月31日に日本でレビュー済み
若き男性美容師が、巧に女性を利用しながら伸し上がって行き、最後に破滅する面白いミステリー。推理としては弱いが、登上人物が見事に生き生きと描かれていて,それぞれの世界までも活写されていて世の中を垣間見る内容です。流石に社会派の巨匠の作品で、非常に面白い作品でお勧めです。
2021年4月3日に日本でレビュー済み
松本清張の長編小説。今で言うところのカリスマ美容師の佐山が社長夫人や女性編集者を巧みに利用してスターダムに駆け上がるも、利用価値のなくなった女性を容赦なく切り捨てる非情が災いし、最後は破滅するというあらすじ。上巻は佐山が野望を叶える一方で、社長夫人の雅子から借金の返済を迫られて大胆な行動に出るところまで。
下巻で佐山の弱みを握り強引に婚約をしようとする枝村幸子が会社を退職する場面で捨て台詞を吐く場面が痛快でリアルです。
下巻で佐山の弱みを握り強引に婚約をしようとする枝村幸子が会社を退職する場面で捨て台詞を吐く場面が痛快でリアルです。
2009年5月24日に日本でレビュー済み
「黒革の手帖」の男性版として、美容師としてのし上がって行く男性の破滅までを描いており、話としては非常に面白く読むことが出来ました。
但し、小説としてはどうでしょうか。
清張としては失敗作ではないかと思います。
全体を通して非常に強引さが目立ちます。
一番気になるのは、桑山検事の執念です。
何故そこまで主人公の佐山に執着し、担当でもない事件に首を突っ込むのか、そこに論理性がありません。
警察が自殺と断定した事件を殺人ではないかと疑い、関係がなさそうな佐山の行動を調べるため事務官を九州にまで行かせます。
次の殺人事件が起きても、やはり「検察一体化の原則」に反した動きをし、私的な調査を続けます。
最後には、「おとり捜査」紛いのことをし、雑誌を使って告発をし、検事の職を辞することになります。
ここまで佐山に拘る理由が、全く理解出来ません。
むしろ、桑山検事と言う「探偵」紛いの人物を登場させなかった方が良かったのではと思います。
それとも、警察の捜査や検察の在り方に疑問を呈するために、この作品を書いたのでしょうか。
それならそれで、もっと書き方があったような気がするのですが・・・。
但し、小説としてはどうでしょうか。
清張としては失敗作ではないかと思います。
全体を通して非常に強引さが目立ちます。
一番気になるのは、桑山検事の執念です。
何故そこまで主人公の佐山に執着し、担当でもない事件に首を突っ込むのか、そこに論理性がありません。
警察が自殺と断定した事件を殺人ではないかと疑い、関係がなさそうな佐山の行動を調べるため事務官を九州にまで行かせます。
次の殺人事件が起きても、やはり「検察一体化の原則」に反した動きをし、私的な調査を続けます。
最後には、「おとり捜査」紛いのことをし、雑誌を使って告発をし、検事の職を辞することになります。
ここまで佐山に拘る理由が、全く理解出来ません。
むしろ、桑山検事と言う「探偵」紛いの人物を登場させなかった方が良かったのではと思います。
それとも、警察の捜査や検察の在り方に疑問を呈するために、この作品を書いたのでしょうか。
それならそれで、もっと書き方があったような気がするのですが・・・。
2009年1月19日に日本でレビュー済み
恥ずかしながら「栄光の階段」という書名と思って読んでいたのだった。
主人公の佐山は美容師として、独立して有名になっていく話しなのだ。
松本清張にしては珍しいなと思いつつ読んでいったのだが、どうもいつも通りの「悪いやつがのし上がっていく」話しなのだ。
これは「栄光」じゃないだろうと思って、カバーを見直したら、「夜光」だったというわけだ。
ぼくなんかが作文を書いたりするときは、タイトルにそれほどこだわりはなく、テキトーにつけることがある。
しかし、プロの小説は違うんだなと思った。書名には意味があるのだ。
その当たり前のことに、上巻1/3ほどのところで気付かされた小説なのであった。
しかし、さすがは松本清張である。
悪いやつがのし上がっていく、そんな単調なストーリーではないのだ。
1stワルの佐山に続いて、幸子が2ndワルなのだ。そして被害者は、男だか女だかわからない容貌のしかし内面は純な女のフジ子。
さらにそこに男社会で働く女性の立場の悲哀もおり混ぜている。
雅子と幸子とフジ子。
悪者であり、被害者であり、その遠因が男社会に生きていく女の生き方にあるのかもしれない。
主人公の佐山は美容師として、独立して有名になっていく話しなのだ。
松本清張にしては珍しいなと思いつつ読んでいったのだが、どうもいつも通りの「悪いやつがのし上がっていく」話しなのだ。
これは「栄光」じゃないだろうと思って、カバーを見直したら、「夜光」だったというわけだ。
ぼくなんかが作文を書いたりするときは、タイトルにそれほどこだわりはなく、テキトーにつけることがある。
しかし、プロの小説は違うんだなと思った。書名には意味があるのだ。
その当たり前のことに、上巻1/3ほどのところで気付かされた小説なのであった。
しかし、さすがは松本清張である。
悪いやつがのし上がっていく、そんな単調なストーリーではないのだ。
1stワルの佐山に続いて、幸子が2ndワルなのだ。そして被害者は、男だか女だかわからない容貌のしかし内面は純な女のフジ子。
さらにそこに男社会で働く女性の立場の悲哀もおり混ぜている。
雅子と幸子とフジ子。
悪者であり、被害者であり、その遠因が男社会に生きていく女の生き方にあるのかもしれない。